1999年 『ぼりす そらをとぶ』印刷原稿
1999年 『ぼりす そらをとぶ』印刷原稿

 

ブルーナ絵本展

 

2024年3月13日(水)~ 3月25日(月)

大丸ミュージアム〈京都〉 大丸京都店 6階

 

2024年4月24日(水)~ 5月13日(月)

大丸ミュージアム〈梅田〉 大丸梅田店 15階

 

 世界中で人気の絵本の主人公「ミッフィー(うさこちゃん)」の生みの親として知られるディック・ブルーナさんが初めての絵本『de appel(りんごぼうや)』(初版)を出版したのは1953年のことでした。その後、1955年に『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』(初版)を出版し、生涯で120冊を超える絵本を世に送り出してきました。

 2023年にブルーナさんの絵本が生まれて70周年を迎えたことを記念した絵本展を開催されます。

 本展では、冒険心いっぱいのくまの男の子「ボリス(ぼりす)」シリーズをはじめ、ブルーナさんの子どもたちの先生から着想を得たぶたの「ポピー(うたこさん)」、勇敢ないぬの「スナッフィー(くんくん)」、そして『しらゆきひめ』などのおとぎばなしシリーズまで、ミッフィー以外の作品にも着目し、ブルーナさんの絵本創作に共通するデザインワークやユーモアをひもときます。

 

 


ディック・ブルーナ Photo: F. André de la Porte
ディック・ブルーナ Photo: F. André de la Porte

 

■ ディック・ブルーナ(1927-2017) プロフィール

 

オランダ・ユトレヒト生まれ。家業の出版社でデザイナーとして働き始め、2000冊を超す「ブラック・ベア」

シリーズのペーパーバックの装丁やポスターのデザインを手がける。

1953年に初めての絵本『de appel(りんごぼうや)』を発表し、以来120冊以上の絵本を生み出した。

「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズは世界的なベストセラーに。

 


 

みどころ  ※会場によって予告なく展示内容が変更となる場合があります。

 

 

⦅①ひとつめ⦆ オランダで出版された約120冊の絵本作品が集合

 

 グラフィックデザイナーとして活動していたブルーナさんが、初めての絵本を作ったのは1953年のこと。本展では、ミッフィーシリーズ約30作品を含む約120冊の絵本作品を一挙にご紹介します。おなじみの正方形のスタイルになる前につくられた、初期の絵本7冊もオランダから来日します。

 

1959年 『りんごぼうや』(改訂版)原画
1959年 『りんごぼうや』(改訂版)原画
1988年 『うさこちゃん おとまりにいく』原画
1988年 『うさこちゃん おとまりにいく』原画

 

 

⦅②ふたつめ⦆ 絵本シリーズとおとぎ話

 

 ミッフィーシリーズ以外にも、ブルーナさんは絵本シリーズをいくつも生み出しました。「金の絵筆賞」受賞のきっかけとなったくまの男の子「ボリス(ぼりす)」をはじめ、「スナッフィー(くんくん)」「ポピー(うたこさん)」など、それぞれ異なる魅力で展開される絵本シリーズと人気の登場人物たちを紹介します。

 さらに、他の作品と異なるスタイルで創られた絵本、1963年の『クリスマスってなあに』と1966年の4つの童話シリーズ『シンデレラ』『おやゆびこぞう』『あかずきん』『しらゆきひめ』の原画15点を日本初公開。いずれも慣れ親しんだブルーナ絵本とはひと味違った魅力です。

 

1969年 『くんくんとかじ』原画
1969年 『くんくんとかじ』原画
1966年 『しらゆきひめ』原画
1966年 『しらゆきひめ』原画

1963年 『クリスマスってなあに』原画
1963年 『クリスマスってなあに』原画

 

 

⦅③みっつめ⦆ シンプルさ、そこから生まれる普遍的な魅力

 

 シンプルを追求したブルーナさんの絵本。ブルーナさんは「想像の余白」を残しておくことが大事だと語ります。120冊を超える絵本作品を通して、お気に入りのシーンやモチーフを、登場人物を変えながらも繰り返し描いていることがわかります。本展では「なみだ」や「まど」、「ゆき」など7つの特徴的なテーマから、作品に共通するこだわりやユーモアに迫ります。

 

2004年 『うたこさんへのうた』印刷原稿
2004年 『うたこさんへのうた』印刷原稿
1990年 『ろってちゃん』印刷原稿
1990年 『ろってちゃん』印刷原稿
2000年 『ろばのみみ』印刷原稿
2000年 『ろばのみみ』印刷原稿

 

 

⦅④よっつめ⦆  『ボリス そらをとぶ』の原画・スケッチが集結

 

 シンプルを追求し、1枚1枚の絵に驚くべきこだわりをもっていたブルーナさん。納得のいく形ができるまで、スケッチが100パターンを超えることもあったそうです。

 1999年に出版された『ぼりす そらをとぶ』は躍動感ある動きが特徴的で、ブルーナさんが特に試行錯誤を重ねて描いた作品のひとつ。この作品の着想は、来日時に滞在していたホテルの窓から見た雨の日の傘だったといいます。

 膨大な数のメモやスケッチから約30点を厳選し、そこから1枚の絵が完成するまでの過程をご覧いただけます。

 

1999年 『ぼりす そらをとぶ』制作メモ
1999年 『ぼりす そらをとぶ』制作メモ
1999年 『ぼりす そらをとぶ』スケッチ
1999年 『ぼりす そらをとぶ』スケッチ
1999年 『ぼりす そらをとぶ』印刷原稿 
1999年 『ぼりす そらをとぶ』印刷原稿 

 

Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2024  www.miffy.com

 


 

  開催概要(京都)

 

展覧会名:ブルーナ絵本展

会  場:大丸ミュージアム〈京都〉 大丸京都店6階

会  期:2024年3月13日(水)~25日(月)

入場時間:午前10時~午後6時30分(午後7時閉場) ※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)

入  場  料:一般1,200(1,000)円、大高生800(600)円、小中学生600(500)円

 (税込) ※未就学児無料

      ※(  )内は前売及び大丸・松阪屋のクレジットカード大丸松阪屋アプリ会員のサファイアランク、大丸松阪屋友の会カード、

       ブライダルサークル会員証をお持ちのお客様のご優待料金となります。

      ※小学生以下のお子さまは必ず保護者の方同伴でご入場ください。(保護者の方も入場券の購入が必要となります)

      ※再入場はできません。

      ※混雑状況により、整理券での対応となり。お待ちいただく場合がございます。また、各種入場券やご優待券をお持ちのお客様

       でも、時間帯により入場いただけない場合がございます。予めご了承ください。

      ※場内での写真撮影はかたくお断りします。

      ※展示品にお手を触れぬようお願いいたします。

      ※場内でのご飲食、ならびに携帯電話のご使用はご遠慮ください。

      ※前売券はローソンチケットのみで販売。当日券は、3月13日(水)よりローソンチケット及び会場にて販売いたします。

       URL:https://l-tike.com/bruna.exhibit/kyoto/  Lコード:52931

主  催:ブルーナ絵本展実行委員会

企画協力:ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis bv

協  力:福音館書店、講談社、白泉社

後  援:FM802

ブルーナ絵本展公式HP:https://bruna2023.exhibit.jp/

公式X(旧Twitter):@burunaa23_exhibit

高島屋京都店HP:https://dmdepart.jp/museum/kyoto/buruna_exhibit/

問い合わせ先:大丸京都店 TEL : 075-211-8111(代表)

【物販コーナーへのご入場とグッズの販売について】

      ※ 本展物販コーナーのご入場は、展覧会にご入場された方のみとさせていただきます。

      ※ 写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。

      ※ 商品は数に限りがございます。売り切れの際はご容赦ください。

      ※ 本催事で販売する商品については、大丸・松阪屋カードのポイント付与、大丸松阪屋お得意様ゴールドカードのご優待は

        対象外です。

 

※状況により営業日や時間、イベント内容等の変更が発生する場合がございます。予めご了承ください。

 


 

  開催概要(梅田)

 

展覧会名:ブルーナ絵本展

会  場:大丸ミュージアム〈梅田〉 大丸梅田店 15階

会  期:2024年4月24日(水)~5月13日(月)

入場時間:10時~19時30分(20時閉場) ※最終日は17時30分まで(18時閉場)

入  場  料:一般1,200(1,000)円、大高生800(600)円、小中学生600(500)円

(税込)  ※未就学児無料

      ※(  )内は前売及び大丸・松阪屋のクレジットカード大丸松阪屋アプリ会員のサファイアランク、大丸松阪屋友の会カード、

       ブライダルサークル会員証をお持ちのお客様のご優待料金となります。

      ※小学生以下のお子さまは必ず保護者の方同伴でご入場ください。(保護者の方も入場券の購入が必要となります)

      ※再入場はできません。

      ※混雑状況により、整理券での対応となり。お待ちいただく場合がございます。また、各種入場券やご優待券をお持ちのお客様

       でも、時間帯により入場いただけない場合がございます。予めご了承ください。

      ※場内での写真撮影はかたくお断りします。

      ※展示品にお手を触れぬようお願いいたします。

      ※場内でのご飲食、ならびに携帯電話のご使用はご遠慮ください。

      ※前売券はローソンチケットのみで販売。当日券は、4 月24 日(水)よりローソンチケット及び会場にて販売いたします。

       URL:https://l-tike.com/bruna.exhibit/osaka/ Lコード:52072

主  催:ブルーナ絵本展実行委員会

企画協力:ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis bv

協  力:福音館書店、講談社、白泉社

後  援:FM802

ブルーナ絵本展公式HP:https://bruna2023.exhibit.jp/

公式X(旧Twitter):@burunaa23_exhibit

高島屋京都店HP:https://dmdepart.jp/museum/umeda/buruna_exhibit/

問い合わせ先:大丸梅田店 TEL :  06-6343-1231(代表)

【物販コーナーへのご入場とグッズの販売について】

      ※ 本展物販コーナーのご入場は、展覧会にご入場された方のみとさせていただきます。

      ※ 写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。

      ※ 商品は数に限りがございます。売り切れの際はご容赦ください。

      ※ 本催事で販売する商品については、大丸・松阪屋カードのポイント付与、大丸松阪屋お得意様ゴールドカードのご優待は

        対象外です。

 

※状況により営業日や時間、イベント内容等の変更が発生する場合がございます。予めご了承ください。